栃木県で鮎を食べようと思って「やな」を検索すると、想像以上にたくさん出てきます。
私も栃木県内のやなへ何度も行きました。店ごとに雰囲気が違い、鮎の焼き加減や塩味にも差があります。
その中で「また鮎を食べに行きたい」と一番強く思ったのが、日光市大渡にある船場亭でした。

「栃木県で一番」は好みもありますが、私の中では限りなく一番です。鮎の焼き方にムラが少なく、内臓までおいしく食べられました。
🌸 POINT
船場亭をおすすめしたい理由
- 職人さんが目の前で鮎を丁寧に焼いてくれる
- 塩味と焼き加減がよく、頭とひれ以外をほぼ食べられた
- 鬼怒川を眺められる席や畳席がある
- 子連れ、夫婦やカップル、グループで利用しやすい
- 鮎以外にも、いわな・やまめ・うなぎ・そばなどを選べる
日光市の船場亭はどんな「やな」?
船場亭は、日光市大渡の鬼怒川沿いにある川魚・田舎料理のお店です。「大渡やな 船場亭」として知られ、鮎の塩焼きをはじめ、川魚料理やそばなどを味わえます。

場所は日光東照宮周辺から少し離れています。日光観光の中心部だけを歩く予定では立ち寄りにくいため、車での移動を前提に予定を組むと動きやすいです。
✏️ MEMO
そもそも「やな」とは?
やなは、川の流れを利用して魚を捕る伝統的な仕掛けです。栃木県では、鮎料理を楽しめる川沿いの食事処も含めて「やな」と呼ばれることが多く、夏から秋の観光先として親しまれています。
かやぶき屋根と川沿いの景色が印象的
船場亭へ着いて最初に目に入るのが、かやぶき屋根の建物です。

観光地の食事処というより、昔の家へ上がって川魚料理をいただくような雰囲気があります。料理を待つ時間も含めて楽しめる場所でした。
鬼怒川を眺められる船場亭の店内と座席
船場亭にはテーブル席だけでなく畳席もあり、訪問時は空いている席を選んで座りました。

天気のよい日は、鬼怒川を眺められる席が気持ちいいです。川の音や風を感じながら、焼きたての鮎を待てます。

職人さんが鮎を並べ、状態を見ながら丁寧に焼いていました。自宅の魚焼きグリルでは、なかなか同じ雰囲気にはなりません。
鮎以外の川魚料理も選べる

鮎だけではなく、いわな・やまめ・うなぎなども選べます。家族の中に鮎が苦手な人がいても、別の料理を探しやすいのは助かります。

子連れには畳席がありがたかった

訪問時、息子は1歳半ほどでした。椅子だけの店では落ち着かない年齢だったので、畳に座って食べられたのは本当に助かりました。
ただし、座席の配置や利用方法は変わる可能性があります。現在の公式サイトでは座席予約は受け付けておらず、来店後に注文する方式と案内されています。
船場亭のメニューと実際に注文した鮎定食
訪問時のメニュー写真はこちらです。


⚠️ 注意
写真の価格は2021年訪問時のものです
メニュー内容や価格は現在と異なる可能性があります。この記事の写真と金額は訪問当時の記録としてご覧ください。来店前に最新情報を公式サイトや電話で確認すると安心です。
注文したのは「鮎定食 A定食」と鮎の塩焼き
この日に注文したのは、定番の「鮎定食 A定食」。さらに鮎の塩焼きを追加しました。

当時は1,300円でしたが、これは2021年の訪問時価格です。
目の前に運ばれてきた鮎は、皮が香ばしく焼けていました。箸を入れると身はふっくらしています。

船場亭の鮎がおいしかった理由
栃木県内のやなで鮎を食べると、塩が強い日、薄く感じる日、焼きが浅い日など、どうしても印象に差が出ることがあります。
船場亭で食べた鮎は、塩味と焼き加減のバランスがよかったです。
特に驚いたのは内臓でした。
鮎の内臓には独特の苦みがあります。私はその苦みも鮎の魅力だと思っていますが、強すぎると食べにくいですよね。
この日の鮎は苦みがきつくなく、頭とひれ以外はほぼ全部食べられました。

追加分まできれいに食べました。鮎を何匹も食べられる日は、それだけでかなり幸せです。
鮎以外の小鉢とみそ汁もおいしかった
鮎だけに目が行きますが、お新香の塩味、ゼンマイ、赤みそのみそ汁も印象に残っています。
派手な味付けではありません。赤みそのみそ汁は、どこか家で飲むみそ汁のようで落ち着きました。
鮎の塩焼きを中心に、ご飯と小鉢を順番に食べる。観光中の昼食なのに、妙にゆっくりできたのを覚えています。
船場亭は子連れやデートでも利用しやすい
船場亭は「川魚を食べるだけの場所」というより、建物や川沿いの景色も含めて楽しむお店です。
| 利用シーン | よかった点 | 確認したいこと |
|---|---|---|
| 子連れ | 訪問時は畳席があり、1歳半の子どもと食べやすかった | 座席は予約不可のため、混雑時間に注意 |
| デート・夫婦 | 鬼怒川沿いの景色とかやぶき屋根の雰囲気を楽しめる | 川沿いの席を必ず利用できるとは限らない |
| 家族・グループ | 公式案内では収容人数200名 | 大人数の場合は来店前に電話確認がおすすめ |
| 日光観光 | 日光市内で鮎や川魚料理を楽しめる | 観光中心部から離れているため車移動が便利 |
1歳半の息子も鮎を1匹食べた
息子にも骨を確認しながら鮎の身を分けました。すると、喜んで1匹分を食べてしまいました。
もちろん、小さな子どもへ魚を食べさせる際は、小骨を丁寧に取り除く必要があります。鮎は細かな骨が残ることがあるため、大人が身をほぐし、口へ入れる前に確認してください。
⚠️ 子連れの注意
鮎の小骨と店内の火元を確認
- 子どもへ取り分ける前に、小骨を必ず確認する
- 鮎を焼く場所や薪ストーブへ近づかせない
- 川沿いでは子どもから目を離さない
- 座席予約はできないため、待ち時間も想定する
店内の細かな飾りまで雰囲気がある

店内はどこを見ても雰囲気があり、写真撮影も快く許可していただきました。撮影するときは、ほかのお客さんが写らないよう配慮し、念のためスタッフさんへ確認するのがおすすめです。

船場亭の営業時間・定休日・アクセス
2026年6月12日に船場亭公式サイトを確認した店舗情報です。
| 項目 | 公式サイトの案内 |
|---|---|
| 店名 | 川魚・田舎料理 船場亭 |
| 住所 | 〒321-2402 栃木県日光市大渡1057 |
| 電話番号 | 0288-21-8933 |
| 営業時間 | 午前10時〜午後3時(ラストオーダー) |
| 定休日 | 毎週水曜日・木曜日 |
| 収容人数 | 200名 |
| 予約 | 座席予約は受け付けていないため、来店後に注文 |
| ペット | 店内への入店不可 |
公式サイト:川魚・田舎料理 船場亭
🚗 車でのアクセス
公式サイト掲載の目安
- 日光宇都宮道路「大沢IC」「今市IC」から約15分
- 東北自動車道「矢板IC」から約20分
道路状況や観光シーズンの混雑で時間は変わります。出発前に地図アプリで現在の経路を確認してください。
船場亭へ行く前に知っておきたい注意点
古いブログの営業時間や価格をそのまま信じない
元記事を公開した2021年当時は、営業時間や定休日の案内が現在と異なっていました。この記事は2026年6月12日時点の公式サイト表記へ更新していますが、臨時休業や営業時間変更の可能性があります。
遠方から向かう場合は、当日の公式サイト確認か電話確認が確実です。
座席予約はできない
公式サイトでは座席予約を受け付けていないと案内されています。土日祝日や鮎のシーズンは、時間に余裕を持って向かう方が安心です。
川沿いの席は天候に左右される
鬼怒川を眺める席は船場亭の魅力ですが、暑さ・寒さ・雨・風の影響を受けます。小さな子どもや高齢の家族と行く場合は、店内席も含めて無理のない場所を選んでください。
「やな」の設備や体験は時期によって変わる
川の水量や季節、営業状況によって、やなの設備や見学できる範囲が変わる可能性があります。鮎料理だけでなく、やなの体験自体を目的にする場合は、事前に店舗へ確認してください。
船場亭のよくある質問
船場亭は子連れでも利用できますか?
私が訪問したときは畳席があり、1歳半の息子と一緒にゆっくり食事ができました。ただし、座席予約はできません。混雑状況によって希望の席へ座れない可能性があります。
鮎が苦手な人でも食べられるメニューはありますか?
訪問時は、いわな・やまめ・うなぎ・そばなどもありました。現在のメニューは変更されている可能性があるため、最新情報は店舗へ確認してください。
鮎料理は一年中食べられますか?
公式サイトでは通年の営業時間が掲載されていますが、季節や仕入れによって提供内容が変わる可能性があります。鮎料理を目的に遠方から行く場合は、当日の提供状況を電話で確認すると確実です。
予約はできますか?
現在の公式サイトには、座席予約は受け付けていないと記載されています。来店後に注文する方式です。
ペットと一緒に入店できますか?
公式サイトでは、ペットの入店は遠慮してほしいと案内されています。
日光東照宮と同じ日に行けますか?
車であれば同日に組み込みやすいですが、日光東照宮周辺からは距離があります。休日や観光シーズンは渋滞もあるため、昼食時間に間に合うよう早めに移動してください。
まとめ
🌟 まとめ
船場亭へ実際に行って感じたこと
- 私が栃木県内で食べ歩いたやなの中でも、特に鮎がおいしかった
- 塩味と焼き加減がよく、内臓まで食べやすかった
- 鬼怒川を眺める席や畳席があり、子連れでも利用しやすかった
- 訪問時は鮎以外の川魚、うなぎ、そばなども選べた
- 現在は10時〜15時ラストオーダー、毎週水・木曜日が定休日
- 座席予約はできないため、時間に余裕を持って向かいたい
「栃木で一番おいしい鮎はどこか」と聞かれたら、好みがあるので簡単には決められません。
それでも、私がもう一度食べに行きたい店をひとつ選ぶなら船場亭です。
鮎の味だけではありません。かやぶき屋根、鬼怒川の景色、目の前で魚が焼けていく時間、畳でくつろぐ家族。
全部を含めて、日光まで足を運ぶ理由になるお店でした。
次に行っても、たぶん鮎定食に塩焼きを追加します。1匹食べると、もう1匹ほしくなるんですよね。


