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【コロナ不況にも強い】無資格から始める介護職!福祉業界のメリットとは?

疲れたサラリーマンや、育児も終わりそろそろ働き出したいママさん、コロナ不況の影響を受けた方に朗報です。

介護業界は無資格、未経験でも正規雇用がされることはご存じですか?

「介護業界ってきつそう、いじめがある、意地悪なおばちゃんばっかり、精神的、体力的にきつい仕事の多い業界だと思う」って、

勝手なイメージが独り歩きしている業界ですがそんなことはありません。

私自身が福祉の業界に身を置いており、転職を何度も繰り返しておりますが、結構楽しい業界だと思っております。

資格に関して学校に行かなければならない。

色々と大変そう。なんてイメージもあると思います。

福祉の業界では経験さえ積めば、国家資格を取得することだって可能です。

いわゆる手に職をつけるという事ですね!

しかも福祉業界には複数の資格もあるので色々と目指す先もあります。

イメージしてみてください。何も経験がないけれど世界のトヨタにあなたは中途採用されますか?

無資格、未経験だけどいきなり正規雇用をしてくれる業界って他ではあまり聞かないと思います。

後はブラックな施設、リアルな給与、どういう流れでそこの法人、株式が運営しているの?なんてところの話など色々聞きたい事があると思います。

安心してください!何回かに分けますが全部載せます!

実際色々なところを見てきた私の声は、ネットにも載っていない生の声です。

見ていただいた方には駄目な職場に就職してほしくないというのが本音です。

今回はまず未経験でも出来るという事!この辺の詳しいことを書いていきたいと思います。

福祉業界って資格が必要?

 

必要ありません。始められます!しかも結構選べます!

せっかく介護業界に興味を持ったものの、資格を取らなければ働けない?等、ためらってしまっている方も多数いるかと思います。しかし、実は無資格、未経験でも介護・福祉の仕事は始められます。

 

本当に正直な話をすると、あっても無くてもというのが採用担当からの本音です。

この資格が必須なのは在宅でよく言われる「訪問ヘルパー」のみ。若干就職活動で有利である位。

むしろ無資格でも、面接の際に明るい人柄であったり、コミュニケーションをしっかり取れそうな人のほうが非常に好まれます。

タロス

福祉業界の人材不足は、外国人労働者も必要とする位に氷河期を迎えております。

その為、面接の際にしっかりとした受け答えや、対応が出来れば基本的にどこでも働くことは可能です。

私もこの業界で働くためには資格が必要だと思い、福祉関係の専門学校に通っておりました。

卒業と同時にヘルパー一級(現在では実務者研修に該当するもの)を取得できる学校でしたが、無資格でも3年働けば介護福祉士(国家資格)の受験資格を得られるという事を知ったのが働きだしてから。

学生時代にどんだけやる気がなかったんだと思い返します。

専門学校で介護福祉士を取りました!という職員もいますが、全く別の業態からやってきた方でもしっかりと就業され国家資格を取得されている方も多数見ております。

また福祉系の資格として「介護支援専門員」(都道府県認可資格)というものもあります。いわゆるケアマネジャーです。

当時、学校の講師から言われていたことは「五年間、介護の仕事をすれば介護支援専門員(ケアマネージャー)になれる。その時は月給30万円もらえるぞ」と毎日のように言われておりました。

ここも目指せます。資格取得要件が変わってしまった部分があるので、これは別の記事にて。

もし大卒であれば「社会福祉主事」(三科目主事(社会福祉法第19条第1号))の可能性もあります。

福祉系の資格に関しては多数存在しているので別の記事にまとめたいと思います。

それでは、どのような仕事が無資格でもできるのか、いくつか例を挙げてみます。

無資格可能な介護職員

無資格可の介護職とは?

介護職員初任者研修や実務者研修、介護福祉士など、資格が多数ある介護業界。

ですが、介護の現場でも無資格、未経験から始められる仕事があります。

それは、食事の準備や洗濯、薬の受け取り管理等、直接利用者様に触れない、生活援助と呼ばれるものです。

このように利用者様の生活を支えるような業務は無資格、未経験でも行えます。

生活援助は、介護に必ずと言ってもいいほどに欠かせない業務ですので、就業先はデイサービス、グループホーム、有料老人ホーム等多岐にわたります。(訪問ヘルパーを除く)

無資格での応募可能な介護職求人の特徴として、人材不足が深刻な状態のため無資格・未経験でも、人柄やコミュニケーション能力を優先に採用する事業所が多いです。

未経験でも入社が可能なのは、福利厚生として資格取得支援制度を設けており、内定・入社後に取得制度を利用して介護職員初任者研修(旧ヘルパー2級と同等の資格)や実務者研修(旧ヘルパー1級と同等の資格)の資格を働きながら取得させてくれる会社が多くなったためです。

会社によっては何年か辞めなければ費用の負担なしで資格を取得できる所もあります。

大手の初任者研修費用

初任者研修

88,000円(税抜)

実務者研修 費用例

実施地域 会社により費用に違いがあります。

 

介護職員初任者研修修了者 受講料 123,337円(税抜)
ホームヘルパー2級修了者 受講料 123,337円(税抜)
ホームヘルパー1級修了者 受講料   46,667円(税抜)
介護職員基礎研修修了者  受講料   36,673円(税抜)
無資格の方 受講料    受講料 140,000円(税抜)

ご自身で取得される場合この位かかります。

資格を取得すると仕事の幅が広がり、手当も付いて給料アップにもつながるので、積極的に取得を目指してください。

仕事を探す際の目安にするのも非常に有りです。

介護サービスの種類は様々なので、その事業所がどういったサービスを提供しているのかによって働き方も異なります。

例えばデイサービスでは基本的に日中の介護サービスを提供するため、夜勤がないことがほとんどで、老人福祉施設では、利用者様の夜間見守りなども必要となるため、夜勤が発生することもあります。

自分のライフスタイルに合った職種を探すことがベストです。

生活支援員

生活支援員とは?

生活支援員は、障がいを持った方の入浴や排せつ、食事の介護等の生活サポートを担う職種です。また就労移行支援や就労継続支援A・B型の事業所では、健康管理の指導なども含まれます。

主な就労先は、施設入所支援や就労継続支援の事業所、障がい者のグループホームなど。法改正による障がい者福祉サービスが手厚くなったことにより、生活支援員の活躍の場は今後さらに広がると思われます。

求人応募に対して福祉系の資格必須の事業所もありますが、生活支援員を名乗るために必須の資格はありません。

生活支援員も介護職と同様で、事業所が提供するサービスにより、夜勤の有無など働き方が異なります。正社員・パートの求人数に偏りもあまりなく、自分の生活スタイルにあった職場も探しやすいでしょう。

病院での看護助手

看護助手とはどんな職種?

病院やクリニックには看護助手という業種があります。治療行為はできませんが、看護師と協力しながら患者様の介助や入浴支援、入院病棟の清掃、ベッドメイキングなども行うので、患者様との接触も頻繁になります。

看護助手は医師や看護師をサポートするだけでなく、患者様のサポートも行うことができるのです。

病院勤務での良い所で、介護業務のイロハや、医療の知識をしっかり学ぶことが出来ます。ここで学ばれた方は、看護師など目指し専門的な学校等入られる方が多いです。

また病院によっては准看護師の資格を働きながら取得させて頂ける所もありました。

求人を出している病院の特徴として、入院設備を備えているような規模の大きめ病院が、比較的多く出している傾向にあります。

何故かというと看護師は業務独占の資格です。

看護師の仕事は、傷病者、またはじょく婦(出産後の女性)に対し、

療養上の世話や診療の補助を行うこととされており、医療、保健、福祉などの場で

 

①医師などが患者を診療する際の補助

②病気や障害のある人たちの日常生活における援助

③疾病の予防や健康の維持増進を目的とした教育を行います。

 

これらの看護の業務は「業務独占」とされており、医師や歯科医師、看護師・准看護師以外の人が行うことを禁止しています。

また、守秘義務が課せられています。

看護師の求人倍率は年々増え続けており非常に深刻な人手不足になっています。

看護師が医療行為以外にベッドメイキングや入浴を行い、疲弊から退職してしまっては病院も困るのです。

この業務を分散させるという意味で看護助手が重宝されています。

勤務体制は多様で、正社員やパートのほか、入院施設をもつ病院では、代制制、あるいは夜勤専従で働けるところもあります。そのため、夜勤手当による給与アップも期待できます。

また、病院などの医療機関は、給与体系も働く時間などもしっかりしています。定時ピッタリに帰れる面など主婦などは働きやすい環境かと思われます。

看護助手も歯科助手と同様に、無資格・未経験でも選考可能という求人が多い職種です。医療の現場を直接経験できるので、医療系の資格取得を目指している方からすると、非常に経験値も積め最適な環境です。

まとめ

慢性的な人手不足の福祉の業界にとって、無資格や未経験は、仕事を選ぶ上で何もマイナスではありません。

下手に知識を持って「前の施設ではこうやっていた」等発言される方より今後、多くの知識や経験を吸収するためにまっさらな状態で入社してくれる未経験の方は非常に有りがたい存在です。

無資格、未経験でも正規雇用される理由がわかりましたでしょうか?思わぬ求人に出会える可能性もあります。

自身で求職活動をされる場合、給料面の交渉であったり色々と聞きづらい部分があるかと思われます。

そういった場合は紹介会社を経由することも今では非常に有効的に活用できるケースもあります。

あくまで参考にしてください。

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