社会福祉士通信課程 レポート「ミクロ・メゾ・マクロのソーシャルワーク」に関して 例
1000~1200字対応
引用:社会福祉学習双書1~16巻参照
レポートが不合格になってしまった方、どういった内容を書けば良いかわからない方向け
完全オリジナルです。コピペすると落とされますので、あくまで参考に
しっかり題材に基づいて教科書をお読みになってやってみてください。
ミクロレベル
は個人や家族が直面する困難状況を対象とする。個人や家族、小さなグループを含むクライエントが抱えている生活問題を対象としたもので、より一層の人権保障が求められる状況や人権侵害状況、より一層の自己実現や QOL向上が求められる状況、自己実現の機会を奪われている状況、社会的不利ゆえに機会を活かせていない状況等がある。
メゾレベルはグループ組織、地域住民を対象とするレベルである。自治体・地域社会・組織システム等を含み、具体的には各種の自助グループや治療グループ、仲間や学校・職場・近隣等が含まれる。
ミクロレベルの課題が、エンパワメントの状況や、社会的差別や抑圧が地域社会からの排除の状況等によって生じている場合、ソーシャルワーカーはグループや地域住民が、それらの問題を自らの問題として捉えるような環境をつくるために働きかける。
マクロレベルは、社会全般の変革や向上を指向しているものである。これらはコミュニティと国家、国際システムであり、政策や制度を含む。差別、抑圧、貧困、排除等の社会不正義をなくすように、国内外に向けて社会制度や一般の人々の社会意識に働きかけることである。
ミクロレベルやメゾレベルでの課題が、偏見や差別、雇用問題、法律や制度等といった社会構造の歪み、相談援助演習のための教育ガイドラインから生じている場合、ソーシャルワーカーは長期的な人間のウェルビーイングを考え、社会問題を介入の対象とする。
利用者は地域が抱える諸課題のなかで生活していることを認識すること、他職種間連携を効率的、効果的に実施することにある。人口減少・少子高齢化がますます進展し、地域社会においてさまざまな問題が顕在化してきており、個別の課題に対応するだけではなく、地域の関係機関が連結する事によって地域社会への支援機能を高めるためにもコミュニティソーシャルワークが地域福祉の方法として、その有効性を高めていく事が出来る。
ミクロ・メゾ・マクロのそれぞれのレベルで、実際に困難に直面している対象に対してソーシャルワーカーは支援を行う。対象が困難を抱えていることを自覚し、自ら支援を求めてくる場合もあるが、支援を求めない、あるいは拒絶される場合もある。
また支援を求める方法を知らない場合もあり、対象を発見し支援を受けるように促すこともソーシャルワーカーとしての支援である。さらに虐待による生命の危険がある場合など、緊急に支援を行う必要があると判断される場合は、ソーシャルワーカーから積極的に赴き支援しなければならない。
「ミクロ・メゾ・マクロのソーシャルワーク」